ちょこがカカオに

推しは推したい時に推す

NEWSの『STORY』がわからないので考えてみた #想像することがみちしるべ

 

ハイパーお久しぶりでございます。

 

帰ってまいりました考察ブログです。

 

NEVERLAND

EPCOTIA

WORLDISTA

と続いてきたNEWS四部作の最後を飾る『STORY』が発売されましたね。

 

前回のWORLDISTAでも考察ブログを書きました。

結局ツアー後にまとめるのを怠ったために解決した部分と未解決の部分が未だ混在した状態ではありますが、一応貼っておきますね。ここで書いたお話省略したりもするのでお時間のある方はこちらからどうぞ。

 

amano-choco.hatenablog.com

 

 

さて、今回のSTORY、一年近く散々匂わせというか、焦らされてきたものでしたね。

EPCOTIAツアーの頃からアルバムタイトルの頭文字がNEWSになることを匂わされていたので、最後がSであることを知った上で待っていた期間を合わせるともう2年とかになってきますよね。

このアルバムの発売を心待ちにしていたのはきっと私だけじゃないと思います。

 

STORYはNEWS四部作のラストを飾る、「起承転結の結」です。

今までの三作がコンセプチュアルでゴリゴリで話の繋がったものだったので、それを起承転結と捉えるのは非常に分かりやすいですし、前回のWORLDISTA考察でもそれを大前提にしていました。

 

しかし、今回のアルバムが発売発表をされた時から、私は首を捻り続けてしまっています。

なぜなら、このアルバムには全然前三作との繋がりが見えないからです。

 

今までの話をまとめると、NEVERLANDという夢の国をNEWSの4人と旅した後、そのNEVERLANDから恒星クリーズ系にあるケプラー星へEPCOTIAライナーという宇宙船で宇宙旅行に出ました。

そんな楽しかった旅の思い出が、実は全てWORLDISTAという体験型VRの中の世界だった!?

と言う感じだったと思うのですが…

 

今回のアルバムにこの物語との繋がりが見えないのは私だけなのでしょうか…

 

例えば、このSTORYのアルバムが三作と全く関係のない独立したアルバムだったとしたら、きっと私はこんなブログを書くことはないと思います。

全くなんの疑いもなしに、「今回もいい曲揃いだな、いいアルバム。うんうん。」と受け止めただけだったと思います。

ただ、あくまでもこのSTORYはNEWS四部作のラスト、起承転結の結なのです。

あれだけ伏線が伏線がと言っていた今までの話にこれがなんの関係もなく、全く伏線を回収せずに終わるなんてことはあるはずがないのです。

だから、どんどん勘ぐってしまう。

 

果たしてSTORYとはなんなのでしょうか。

前提条件として「なにかある」ということを踏まえ、疑問に思う点は数多あるので一つずつ整理したいと思います。

(ライナーノーツやコンサートがまだなので大幅に内容が思い込み、考えすぎの可能性があります。もしも全貌が見えた後に大不正解だった場合は恥ずかしいのでこの記事下げちゃうかもしれません。それくらい割と妄想の世界です。ご了承ください。)

 

目次

 

 

四部作の繋がりについて

私が最も首をひねっている原因、前述の通りやはりあまりにもここまでの物語との関連性が見えない。

この四部作についてテレビの連続ドラマで例えるなら、最終回前まで様々な伏線らしきものを見つけて沢山考察してきて、「次回最終回!犯人は誰だ!」というところで最終回の冒頭から全然違う話をされている感覚です。

 

繋がりのある部分としては、リード曲には共通点がありますよね。

過去三作には共通して一曲目にアルバムタイトルと同じタイトルのリード曲が入っていて、ここまでの三曲には多くの共通点がありました。

・明らかなオープニング感

・今回そしてそれまでのタイトル回収

・子供の声

などの共通点から繋がりを感じることができて、今回のSTORYもその共通点は持ち合わせています。

 

やたら登場する7の話

そして、共通した要素として「7」という数字があります。

NEVERLANDでは7つのエレメントが世界を構成し、EPCOTIAでは太陽系で地球以外の7つの惑星、WORLDISTAでは7つの希望。

いずれもリード曲の中でその7要素を歌っています。

『STORY』では曲調が同様の羅列部分にてタイトル回収の役を担いますが、『STORY』の後に『SEVEN』という曲が収録されています。その曲の中に「7音階(ななつのおと)」「7つの希望」「7つの惑星」の歌詞要素と「解き明かす7つのヒント」「謎解き明かせ4+7」とあります。

STORYのブックレットでも過去の三作についてやたらと「7」の部分を推しているので、きっと相当意味のある数字なのでしょう。

「4+7」と表現しているのも気になりますね。

NEWS担にとって「4+」という表記は「4+FAN」で馴染みがあります。読み方も同じなので、何かしら関連性があるかもしれません。

さらに、「SEVEN」の曲中では「7色の虹」も登場しています。

「間違いねぇ答えなら(bingo)かけるrainbow空は7色」なので、7と関連する虹は何かのキーワードの可能性があります。

 

それから、『Perfect Lover』の後ろに収録されているInter部分でNEWSに様々な質問がされていて、司会は「NEWSへのSeven question」と言っています。しかし実際質問は誕生日から好きなタイプまで全9問あります。このちぐはぐは一体何を意味しているのか。

ちなみにこのinterでの質問者、Mr.インポッシブルですか?聞き覚えのある声だけれど、WORLDISTAのクイズInterと聴き比べるとなんだか違う気がしてくる。

どこを探してもクレジットがなく確認することができないので、確信が持てずにいます。

  

過去三作の話

今回のSTORYのアルバム初回盤には大ボリュームのブックレットが付属していますが、主にページ数を増やしている要因は前三作についての話です。

前三作のあらすじの他に今までシゲクラのライナーノーツなどではポロポロ話されていたような、ここまでの話に隠されていたものなども思わせぶりに書かれています。

特に気になった部分があるとすると、WORLDISTAの部分。

WORLDISTAはただゲームの世界を楽しんだはずなのに、「あなたの想像によってこの世界は、素晴らしいものにもなり、場合によっては、時空が歪んでしまったり、謎だらけの世界になったりもします」「時空の歪みも、様々なエラーも、バーチャルプログラムにはつきものです」という記述がありました。

そんなことありましたっけ…??

少なくともWORLDISTAのInterやコンサートの演出にその様なアクシデントはなかったはずです。EPCOTIAはWORLDISTAの中なのであればEPCOTIAでの時空の歪みは含まれていると思いますが、エラーに覚えがないのです。

ただ、WORLDISTA考察ブログでも書いている通り、我々が所持しているアルバムWORLDISTAはWORLDISTAのβ版で、コンサートでのWORLDISTA CUPが完成版のお披露目になっています。ログアウトができたのはWORLDISTA CUP後になりました。

やはりアルバムにログアウトの要素がないのはβ版のエラーという事だったの…とWORLDISTAツアー後一旦安心していたが故に更に怖くなりました。

さらに、前回のブログでも触れた「チャンカパーナ」「バワリーの数字」「クイズ出題者のMr.インポッシブル」そして「7つの希望」について、ブックレットでは私たちの想像が生み出した『謎』だとしています。WORLDISTAは前の二作品に対して製作段階から次に繋げる気が最もあった作品であるはずなので、大量の伏線のバラマキと、それ以前との繋がりを(こじつけも含め)見せることに大きな役割を果たしているのは間違いないと思います。

 

ただ、ここにきてまとめるにしてはこの部分以外に全然新情報がなく、伏線回収前の振り返りのようです。

前述のドラマの例えにするならクライマックスの謎解きシーン前に今までの証言や事象をバーっと走馬灯のように思い返すあの回想シーンのような感じ。

結局犯人は誰なんだい??ってところに一切触れていないんですよね。

 

これは初回盤に特典として入っているDVD「NEW STORY RADIO」でも同じことが言えます。

過去三作の振り返りはほとんどコンサート内容の振り返りと裏話で、作り上げてきた物語について触れる要素は無いに等しかったと思います。

しかも、「これを聴けばSTORYのことがよくわかる!」という割に、STORYについて触れる部分が少なすぎる。

 このDVD内容があくまでも「4人で毎週放送している架空のラジオ番組の特別編」という設定であることもまた謎を呼んでいます。

 

NEWSのポジショニングについて

WORLDISTA考察でも話した通りNEWSはNEVERLANDから様々な役回りでこの物語に登場しています。

鍵職人からゲームプレイヤーまで、様々な役回りがあり、そしてブックレットには「あなたは、誰にだってなれる」と強調して書かれています。もし、私たちが見ているアイドルのNEWSとここまでのコンサート、一連の諸々が全てWORLDISTAの中なら…??

そう思った時、ブックレットのWORLDISTA部分に書かれた一文が目に留まります。

 「果たしてNEWSは本当にNEWSだったのか?」

 流石に怖すぎて自分でもびっくりしました。

それから、私がずっと引っかかっているWORLDISTAのタイトル発表事件について。

DVDの中でENCOREラストのWORLDISTA匂わせについて触れていましたが、ENCOREではアイギアに「W」しか映していないこと、映像はオーラスまで「W○○○○○○T○」となっていたこと、WORLDISTAというタイトルを発表していないことの自覚があるようでした。なのにこの事件について一切触れないのは何かしらの理由があるのでしょうか。

アルバムタイトルがあの形でラジオ発になるのは普通に考えると本意ではないはずだし、当時のNEWSの状況なんかを考えるとただの事故であった可能性も無くはないんですよね。

だからなんとなく、気になったまま放置していたけれど、ここまで触れられないとなると気になってくる。

「NEWSがNEWSじゃない」可能性があるとすれば、私たちの知る現実世界のNEWSとこの四部作プロジェクトの中のNEWS、つまるところWORLDISTAの想像の中に存在するNEWSは別物ということになると思います。

わざわざ裏話をするラジオですら設定を作る必要とはなんだったのか、それを考えた結果、ここに考えに至りました。

そうとなれば、現実世界においてWORLDISTAのタイトル発表がごたついたのも説明がついてしまうのです。

それから、「あなたは、誰にだってなれる」というWORLDISTAの強調部分があることから、NEWSではない何かがWORLDISTAの中にNEWSを作り出す、というよりNEWSになっている可能性もあります。

どんどん怖くなってますね…

 

明らかに違うInterについて

今までの三作ではInterはアルバムを曲の集合体から物語に変換し繋いでいく役割を担っていました。おそらく、今回のSTORYに物語を感じられない理由も大きくはここにあると思います。 

STORYのInterはメンバー一人一人がインタビューのようなものを受けて答えている内容になっています。質問者の声などは入らないものの、明らかに誰かからトークテーマを投げられてNEWSの4人が喋っています。

その内容は様々で、次の曲へ繋ぐトークテーマとなっています。

最初のInterで加藤さんは「挫折」と「メンバーが抜けた時のこと」を話し、メンバーが抜けた時やつまづいた時のことを振り返る内容の曲『何度でも』への繋がりを作っています。

次に続く小山さんは「愛」について語り、その先の恋愛ソングコーナーへ繋ぐ。

最後の手越さんのトークテーマは「最高の瞬間を共有したい人」で、ファンへの思いを語り、その先の「みんなで作るSTORY」的なコーナーへの繋がりがあります。

 

問題は三番手、増田さんです。

今までにもやたらと「増田さん」が鍵を握るんじゃないかとまことしやかに言われていたのもあって、この増田さんのInterにだけ違和感があることはとても気になってしまいます。

増田さんのトークテーマは「こだわり」でしたが、そこから「エンターテイメントに対する責任」へと話を転換し、最終的にはそれを「愛」とします。

主に最後の部分、無理やり感もある「愛だよ。」からのエスへの繋ぎ。

彼だけ唯一、話題だけでなくがっつりと、エスに繋ぐ内容を喋っているんです。

少なくともなんの予定調和もなく彼がここでこの発言に繋いだとは考えにくいので、ここだけ答えが用意されていたんだと思います。それは…なんで??

増田さん時間逆行説とかもある中で、またしても「増田さんだけ」異なる部分があることは引っかからずにいられないんですよね。

前述のタイトル発表事件も主に増田さん発信で、我々が初めてWORLDISTAというタイトルを聞いたのは増田さんの口からでした。

さらに、WORLDISTAの映像で1人だけ背景が逆に動いていたり、ENCOREの最後のアイギアをつける部分で1人だけ光っていなかったりするので「NEWSがNEWSじゃない」ことと物語の中での増田さんのポジショニングには大きく関わりがあるのではないかなと思っています。

 

ここまでを踏まえて想像してみた

さて、色々と気になったことを書いてきました。これを書くことによって気になっていたところを過去作や歌詞などしっかりと確認したので、自分の中でもだいぶ整理されたような気がしています。

様々な謎を踏まえて、私的には「現実世界のNEWSとWORLDISTA内のNEWSが別物」説が強いですね。この仮説ならば、シゲクラのWORLDISTAライナーノーツがやたらこちら側目線だったことも大いに頷けます。

WORLDISTAを開発した会社は「NEWS愛」であることも、想像の世界にNEWSが別途存在している可能性を生み出している気がする。

 

それから、シゲのInterと『何度でも』の歌詞、また『STORY』『クローバー』『NEW STORY』の歌詞なども踏まえてもう一つ思うことがあります。

このアルバムでは前三作との繋がりのある物語を感じない代わりに、「NEWS」という物語を非常に強く感じるのです。

WORLDISTAでも過去(主にチャンカパーナについて)に触れたりしていますが、今作では「デビューからこれまでのNEWS」というところに相当フォーカスが当たっているように感じます。

『STORY』の歌詞に「声あげた2003旅ははじまり そして僕ら2020夢見たあの場所へ」とあります。主に四部作においてリード曲はアルバムの方向性を定めるのに重要な役割を担うので、やはりNEWSが生まれた2003から2020までのNEWSが歩んできた物語を「STORY」としているのではないかなと考えています。

2020はキリの良い年ではあるし四部作も終わりだけれど、特に周年でもないしNEWSとして何かあるのでしょうか…

「夢見たあの場所」とはなんなんでしょう…

 

四部作に収まりきらない壮大なSTORYが隠されていたとしたら、きっととんでもないラストが待っていると思います。

楽しみだけれど、ちょっと怖いですね…(笑)

 

 

さあ!長くなりました考察ブログもここで終わりでございます。

シゲのライナーノーツより先にこのブログを書き上げたかったのですが、発売日のRingで遅くなりそうな感じだったからと悠長にしていたらまさかの発売2日後に初回を書き上げられて私の負けです…。

ここまで書き上げた3月7日未明現在、まだ私はライナーノーツを確認していません。果たして、どの程度まで当たっているのか…

 

ただ一つ言えることは、久々にブログ書いてすごく楽しかったってことです!

考察ブログのようにどんどん書けるネタはそうそうないと思いますが、私はこれからコンサート月間(コロナの影響で色々怪しいですが) を控えています。

STORYツアーの参戦後など、またきっと書きにきます。

 

NEWS四部作のクライマックス、どのようなラストを迎えるのか今から楽しみでなりません。

超超ロングな私的考察にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

加藤さん32回目のお誕生日

 

加藤シゲアキさん、32歳のお誕生日おめでとうございます。

 

私は他の素敵なヲタクさんたちのように画像や動画を作ったり絵を描いたりするようなセンスも、盛大に誕生日会を開いたりする財力も、持ち合わせておりません。

そこで得意な表現方法『文章』で愛を綴るのがいつもの手なのですが、今回の相手はその『文章』を仕事にしているシゲアキ先生なので、とてもチャレンジングだなと思いつつ今キーボードを叩いています。

 

私がシゲくんを知ったのは、きっとだいぶ前のことです。

けれど、好きだと意識しだしたのは、確か一年半くらい前だったと思います。

わたしの好きになる系統にはシゲくんはあまり含まれていなかったらしく、当時は

私「最近NEWSが好きなんだよね。ファンクラブ入ろうかなと思ってて。」

友「へー、誰が好きなの?」

私「シゲ。」

友「え、手越かと思った。」

ってやりとりがしょっちゅうでした。

 

確かに、NEWSのことを詳しく知らなかった頃は手越だった。

でも、NEWSに興味をもってシゲくんを見るようになると、見れば見るほどその顔の美しさと豊富なボキャブラリーから放たれるツッコミに惹かれ、気がつけば沼の底でした

 

自分のツイッターを遡ってみたところ、NEWSにハマり始めの頃は手越担名乗ってます私。

手越担だけどシゲリア恋♡とかいうわけわからんことをほざいてる時期がありますわ…(恥ずかしいことも自ら暴露していくスタイル)

 

結局そのリア恋が溢れてあっという間にシゲ担の出来上がりと言うわけですね。

 

シゲ担になって(NEWS担になって)初めての現場がEPCOTIAだったんですけども、この時に席が良くてやんわりとファンサをもらった(と思っている)んですね。

これでもう完堕ち。

 

こんな時期からあっという間に2回目の誕生日をお祝いする日がやって来まして、その間になんと5回もシゲくんに会いに行ける機会がありました。

会うたび好きになるし、会うたび幸せになれる。

 

あ、味スタの「夜よ踊れ」の時、セリフを言う前にサングラスを外すシゲくんの美貌に先に狂わされてセリフをかき消してしまってすいませんでした。

美の暴力すぎて堪えられなかったんです、ENCOREではちゃんと我慢したので、許してください。

 

話は逸れたけど、本当に加藤シゲアキ綺麗なんだ。

かっこよくて可愛くて面白くて、何よりも綺麗。

 

美しくて美しくて、それは生で見ればなおさら美しくて、会いにいくたびに好きが募ってもう大変なんです。

シゲくんの書く文章も歌詞も曲も声も何もかもが美しくて心が震えるんです。

 

今この時には次の予定がまだないけれど、Storyでシゲくんが綴るストーリーをとても楽しみにしています。

早く会いたくて仕方がないこの感情をバイトにぶつけて、いざその時のために貯金しますね。

 

さて、長く書きすぎても重いだけなので、そろそろ切り上げます。

 

 

お誕生日おめでとうシゲくん。

今はそれどころじゃないのかもしれないけれど、32歳のシゲくんの世界も輝いていますように。

私が一番好きなのはシゲくんの笑顔です。

楽しそうな、無邪気な、あのくしゃっとした笑顔。

だから、これからもメンバーと沢山バカやって沢山笑っていてください。

その偉人もきっとそう思っていると思うけれど、ファンはその笑顔だけで幸せになれます。

 

32歳のシゲくんも、愛してるぜ。

 

5×20と嵐と歩んだ10年間

 

『5×20』、発売された週の内にあっという間にミリオン達成、本当におめでとうございます。

 

この凄すぎる記録と、5×20という最強アニバーサリーソング、そしてSONGSを経て、嵐について語りたいと思います。

 

 

私が嵐を知ったタイミングは、世間より一歩遅れていました。

それまでプリキュアEテレを信仰していた私は、花男の人気なんて1ミリも知らなかったんです。

 

リアルタイムで花男をやっていた私の保育園時代、きっかけは運動会で使ったHappinessだったかな、Love so sweetだったかもしれない。

当時から仲のいい幼馴染に、「嵐って知ってる?この曲歌ってる人。」と聞かれたのが発端で。

もう初めて嵐を見たのがVSだったかしやがれだったかひみ嵐だったかも覚えてないけど、その全てを必死で見るようになるまでには時間を要さなかった。

 

小学生になって、それまでそんなにテレビを見るタイプじゃなかったのに、気が付いたら完全なるテレビっ子に成長していました。

嵐が大好きで、嵐と言えばコイツ、というポジションを、小2の頃には確立していた。

 

そんな頃には嵐は既に、5×10を発売していた。

初めてTSUTAYAで借りた嵐のCDが、5×10だったはず。

だから、嵐はこの時点で既に、10年も活動していたということで。

 

嵐がデビューした1999年、私はまだこの世に存在していませんでした。

私が生まれた時には既に嵐がデビューしていたわけで、私の人生約17年に嵐が存在しない瞬間はないということになる。

 

それって凄いことだなと、これを考える度に思う。

そしてそれと同時に、無くなると聞いて寂しいわけだなぁと妙に納得する。

 

私にとって、嵐は実家のような存在だと思っていて。

あるのが当たり前で、たまに帰るとめちゃくちゃ安心できて、心地いい。

好きか嫌いかと問われれば圧倒的に好きだけれど、大きな声で「好きだ」と叫ぶほどの昂ぶった感情でもない、そんな感じ。

 

ただ、それはあくまでも「あるのが当たり前」という思考だから生まれる感覚なのだと最近は特に強く思わされています。

 

5人で、歌って踊って、それを20年だなんて当たり前な訳がない。

 

彼らにとって、という数字はとても大事だということがこの「5×〇」という形にもよく表されていると5×20の最後の挨拶で翔ちゃんも話していました。

5×5、5×10、5×20と続いてきたこの変わらない5の数字。

 

私が嵐から移行して応援のメインに置いたHey!Say!JUMPもNEWSも、メンバーが減るということを経験しているグループ。

今や全くメンバーの脱退のないグループの方が珍しい状態の中で、嵐は嵐が5人であることを常に重要視してきたということが、なによりの嵐の良さに繋がっていると私は感じています。

 

「大野さんが辞めると言ったらみんなで辞める」と、嵐は昔から言っていたと思います。

もちろん冗談半分だし、リーダーであり最年長の大野くんのおじいちゃんキャラありきの言葉だけれど、とはいえそれも本心だろうと幼心に感じていました。

 

それが実際、大野くん発信で嵐を閉じるという選択に至るわけだから、幼い私の感じていたことはきっとあながち間違っていなかったんだと思う。

 

SONGSを見て、一番心に刺さったのは相葉くんが入院して活動が止まってしまったという話の時の「4人の嵐を見せてしまった」という言葉だった。

嵐にとって、4人で活動していたらそれは嵐じゃない。

活動休止についての会見でも彼らは口を揃えてそう話していた。

自分がやりたいかどうかは別として、誰かがやりたくない、心が離れているとなれば、それはもう嵐じゃないんだと。

 

なんと力強く説得力のある言葉なんだろうと驚いたのを鮮明に覚えてる。

嵐のこういうところが好きなんだよなぁと、凄く寂しさの中で嬉しさを感じて。

 

もちろん、今メンバーが足りない状態で活動しているグループも応援している身だから、この言葉に苦しさを感じる自分もいる。

留学でも、療養でも、どんな理由があれメンバーが活動していないことに違いはないわけで、そんな人たちを常日頃見ているからこそ、この言葉がやけに沁みるのかもしれない。

 

5×10の歌詞にある

5人でいる。ずっといる。

というあまりにもずるい歌詞が10年経った5×20で引き継がれて、でもこれから活動休止になることは決まっているから

僕らはずっと5人で一緒にあしたを見続けてきた

というさらに泣ける歌詞になってしまう。この歌詞を一言ずつ歌い繋ぐのも本当にずるい。

コンサートで初めて5×20を聴いた時、一つ一つの歌詞からたくさんの思い出がフラッシュバックしてしまって、どこにそんなに水分残ってたんだってくらい泣いた。それはもうボロボロに。

 

5×20のアルバムを手にして再び落ち着いて聴こうと思うんだけれど、何回聴いてもやっぱり泣いてしまう。

今このブログを書くためにもう一度聴いて、また泣きながらキーボードを叩いているわけで。

 

ここ数年は私の応援しているグループが周年行事続きで、セクゾの5周年、JUMPの10周年、NEWSの15周年を共に過ごしてきたけれど、それは私の応援期間の問題なのか単純に重ねてきた数字の問題なのか、それとも他に要因があるのか、嵐の20周年があまりにも重みがありすぎる。

 

私の人生の中で言えば嵐は半分以上を占める期間私にとって核としてあって、切っても切れない関係があると思う。

でもそれでも、その嵐の半分しかリアルタイムを知らないのだから、その凄さは大きいと思う。

 

感動やら寂しさやらでそろそろ何を言いたかったのかわからなくなってきたけれど、間違い無く言えることは嵐が凄いということ。

きっと嵐を超えるアイドルは今後出てこないと思っているし、それは今自分がメインで応援している人たちでも同じだと思ってる。

それは能力とか、知名度とか、そういう問題だけじゃないからで。

 

国内のみならずとんでもない数の人たちが嵐を知っていて、しかもその凄さを認めている。

簡単に得られる評価じゃないし、同じように20年やってきたとしてもみんながみんな同じようになれるわけじゃない。

嵐の5人と、そこに20年という時間がかけ合わさって初めて生まれた現在で、それこそが5×20という式の答えなのではないかと思う。

 

10年目では感謝を伝えるのが少し照れくさくてまだまだ先を見据えていた彼らが、20年経ってその笑い方 その話し方 その全てが温かな仲間は きっと他にいないだろう だって… そんなやつは他にいないんだ もう次はなにしようか 気にしないでいいかと優しく歌うこの10年間の確かな違い。

 

活動休止はもう決まってしまったことで、信頼しあった5人が5人で話し合って5人の嵐を守るために下した決断に、今更何か言うつもりはさらさらない。

ただ、この終息を感じる優しい歌詞に、今までの10年間を重ねてとんでもなく寂しくなってしまっているという話。

 

今の私ができることは残る一年半を最後までしっかり見届けることと、今までの感謝を伝えていくことだと思ってる。

 

 

私にとっては嵐と歩んだ10年が、最高だよ。

 

弾丸遠征記〜初の昼夜両部参戦in長野編〜

 

前回の弾丸遠征記〜コンサートはしご編〜はお楽しみいただけたでしょうか。

 

めちゃくちゃに長くなってしまったので、完走できなかった方もいるかもしれないですが、特に繋がりはないのでこちらも読んでくださいね!!

amano-choco.hatenablog.com

 

 さて、前回もちょこっと書いていますが、前回の話の翌週日曜は長野のエムウェーブでNEWSに参戦していました。

 

オーラスを当てていた私は、埼玉と同じく相方の増田担と楽しみにしていたのですが、この直前になんと、制作開放のお知らせが来ました。

「今かよ」感はあったものの、考えに考えた末、同じ日の昼なら…と応募してみることに。

 

まぁ制作開放なんで、割と当たります。長野だし。

 

というわけで、ただでさえ長旅で大変な長野遠征が急遽両部参戦に変わるわけです。

 

もともと長野には、親の運転する車で行く予定でした。

私たちがコンサートを楽しむ間は親は温泉、昨年のJUMPのビッグハットでも経験済みの流れです。

とは言え、昼公演も入るとなれば朝は早くなって出発は7時とかで、増田担を迎えに行ってドライブスタート。

 

車の中はワクワクでNEWS流しながら、時間が足りずやり損ねていた埼玉の感想会と、今回見たい演出がどうとかたくさん喋って、ハイな感じで長野へ向かいました。

 

途中で休憩挟んだりお昼食べたりしつつ、会場に着いたのは1部の入場が始まった頃。

止まることなく流れに乗って入場して、会場のいつもと違う感じにちょっとびっくりしました。

まず、なんか凄いオープンだなって。

もちろん建物のドア自体は公演中は閉まっているんだろうけど、東京ドームとか横アリとかたまアリのイメージ的に、チケットもらって入場した先でもう一個ドアがあって、コンサートしてる空間が完全に一つの部屋っていうのかな、一つの閉ざされた空間になってると思ってて。

それが、チケットもらって入るとすぐ階段があって、その裏すぐスタンド席みたいな。

見えないけど、上は全部オープンだから、なんか開放感があって。

 

そしてその階段を上がってみんなの言ってることを全て理解する。

こりゃ縦長だわ。って。

アリーナがとんでもなく広い。むしろスタンドが少なくて、多く見積もっても10列くらいしかない。しかも照明とかで潰れてた席があったと思うから一周囲うほども入らなくて、スタンド席引き当てる方が難しいみたいな状態だった。

 

その中でも制作開放席は味スタの時にも経験済みなんだけど、やっぱりメンステ真横のスタンド席だった。

(その時の感想ブログはこちら→急遽イチゴになってきたお話 - ちょこがカカオに

 

この時の感覚からいくと、「え、制作開放こんな近くていいの!?むしろ良いのでは!?」って感じでした。

なにせスタンドにそもそも高さがそんなにないから、真横だというだけでさほど後ろなわけではないし、このエムウェーブのような縦長の会場では、バクステ側の席と比べるとむしろ近い。

ただ演出が見にくいという欠点はあって、正直見やすいポジションのモニターは皆無だった。

でも私たちの場合は埼玉で全体見渡せるバクステ側の席だったのもあって、そんなに全体像が見えないことが気にならなくて。

 

下をアリトロが通って上にも手を振ってくれるし、メンステの端まで来てくれれば結構近かった。

それにしてもStrawberryの手越くん可愛すぎた、透明感凄すぎて天界に帰るかと思った。(永遠言ってる)

 

そんなわけで、一部を思ってた以上にかなり楽しめて、一旦退場。

 

2部の席がアリーナ後方とかだとしんどいよねーとか言いながら会場の外に出ると、まず電波がなかった。

「1部ログアウトー!」的なツイートをしたかったんだけど、全然ダメだった。

ただでさえ強い電波が通っているわけではないのどかな場所でみんなスマホ使いまくってるから、そりゃこうなるよなと思うけれど。

 

アドトラの写真撮りに行って、会場の周りにある芝生(ガチの原っぱみたいなとこ)に座って映えそうなうちわとかペンラとかの写真撮ってたら、あっという間に2部の開場時間になった。

 

会場出てからまた入り口に向かうまで時間にして1時間なかったと思う。

 

1回目で中のトイレがとてつもなく並ぶことを学んだ私たちは、外の芝生に用意された仮設トイレに寄った。

 

そうそうトイレ、みんな気をつけたほうがいい。

 

札幌ドームでも思ったけど、地方の会場は基本トイレ少ないし、列の整備とかも東京ドームとかと比べると微妙だし、列が長くなかったとしてもとにかく凄い待つことになるよ。

 

汚いんじゃない?とか気にしないで、外に仮設トイレがあるなら絶対そっち。

 ちょっと狭いけど、並ばず入れるし別に困ることはないから。

 

 

話は飛んだけれど、ドキドキしながらオーラスの入場。

 

ゲートはお昼と同じで、同じように人に流されながらデジチケ出して、半券もらって、いざ勝負!!!

 

落ち着いて見れる場所まで移動して、せーのでチケット裏返したらまず目に飛び込む『A』の文字。

 

アリーナ席はメンステ側からA.B.C…とたしかEくらいまであって、Cくらいまでは花道が伸びてたと思う。

 

でも、数時間前に上から見ていたからわかる。

 

Aはやばい。

 

席はAの14列だったわけだけども、それは要するにメンステから14列ということであって…

 

ちっっっっかいな!?!?

 

となるわけですよ。

縦に長ーいアリーナを一番後方からずんずん進んで、お席にたどり着いて感動した。

ロッコの通る場所もさっき見てたからわかる。ここはやばい。

 

そわそわそわそわして開演を待って、いざ始まってまた感動する。

 

近い上に見やすい!!!!!!

 

そう、割と正面だったのもあって、見やすかった。

 

特にDigital Loveの可愛い演出が、一人一人をちゃんと見ながらも演出込みで見られた。

昼公演の時に、盤になるまで映像込みの正解の画見れるのをなんとなく諦めてたから、なんだか凄い嬉しかった。

 

それから、トロッコも近かった。

私たちのチケットは両サイドに知らない人がいる内側の席だったけど、それでもトロッコは十分すぎるくらい近かった。

 

特に、小山慶一郎はヤバい。

あの人、めちゃくちゃスタイルいいし顔ちっさいしかっこいい。(手越くんがオーラスMCで同じこと言ってて超それな案件だった。)

そしてギャルい。

 

私たちの横を進行方向に対して後ろ向きで通り過ぎて、少し離れてから私たちの方(恐らく私の後ろの小山担)に投げチューしていて、おこぼれで死にそうになった。

 

ちなみに最寄りのリフターは手越くんだった。

なんで彼は四銃士であんなにニコニコファンサしているのか前の公演からずっと不思議ではあったけど、めちゃくちゃかわいいから別にいいかと思う。

本当に嬉しそうな顔をして手振ったり投げチューしたりしている手越くんを首がもげそうな角度で眺めた。可愛かった。

 

楽しかったオーラスを終え、最後の『Story』につながる映像への興奮とコンサートへの余韻を引きずりながら親と合流して会場を離れた。

 

通るサービスエリアが全部混んでて、長野からは少し離れたところでご飯を食べたのに、1時間くらい待つことになった。

 

ちなみにこのサービスエリア、食器の片付けが間に合っていなくて料理の提供が滞っていたらしい。

私がこの目で全貌を見たわけではないけれど、そのごちゃごちゃと溜まってしまった洗い物を率先して片付けていたのは同じくコンサート帰りだったであろうNEWS担のお姉さんたちだったと父が話していた。

呼び出しの放送が聞こえにくい席だったから父がカウンターの方に行ってくれていたのだけど、料理を持って戻ってきた父が言うには、NEWS担のお姉さんたちが協力しあって溜まった食器を整頓し、店員さんたちの手伝いをしていたらしい。

 

このつい先日にJUMPの件があってジャニヲタのパブリックイメージが悪くなっているであろう最中に、そういったことを率先してやって、ヲタクで混んでしまったことが迷惑にならないようにと動けることが本当にすごいと思う。

ずっと問題になっている『ヲタクが沢山居ることで公共の場に迷惑』と言う状況を作り出さないことが、今のジャニヲタにとってどんなに大切なことかと心の底からそのお姉さんたちを尊敬した。

NEWSくんたちがファンを誇りに思ってくれているところの真髄を見た気がする。

 

そこからさらに車に乗って、家に着いたのは日付が変わって2時頃だった。

長旅と現地でのバタバタで確かに体は疲れたけれど、本当に幸せな1日だった。

 

それから、先ほどからの流れでなんとなく伝わっているかもしれないけれど、私はこのWORLDISTAで手越くんかわいい病を発症した。

ピンク髪ポンパで幸せそうな笑顔の手越くん、ゲラゲラ楽しそうな手越くん、ゴキブリのおもちゃにビビったり、小山くんの彼女をノリノリでやり切ったり、なんかもうすごい可愛かった。(語彙喪失)

 

このブログのタイトルもそうだけれど、私はシゲ担であって、確かにシゲくんが好きだし、双眼鏡もずっとシゲくんを追っていた。

それなのに、記憶に残る手越くん手越くん手越くん。

あの人はすごいと思う。

魅せる力がありすぎて困る。

 

ちなみにソロは小山さんのが一番好きだった。

超絶楽しいなんだあれ。

オーラスMCのランウェイ含め、あの曲は本当に楽しいしカッコよくてよかった。

 

シゲくんのソロ『世界』は、雨の演出をバックにギターを弾く加藤シゲアキという図が天才すぎて、もう素晴らしかった。

途中から加わるオケと合わせるのに苦戦しているようには見えたけど、オーラスは上手かったなと思う。

 

そんなこんなで今回も長くなってしまったし、書き上げた今日にはもう当日から1ヶ月が経ってしまった。

それでも鮮明に思い出せる色濃いこの一週間がこの先も私の記憶に残るようにと言う備忘録と、もしいつか誰かのコンサートで今回のようなことをする人がいるのであれば参考になればいいなと思っています。

 

ただ、一つだけ言っておきます。

コンサートは一回でもそれなりに疲れるので、参戦の予定は無理のないように組むことを強くお勧めします!!!

 

以上、私の怒涛の一週間のお話でした。

長々とここまでお付き合いいただきました方は、本当にありがとうございました。 

 

弾丸遠征記〜コンサートはしご編〜

 

私、5月の後半の週末にかなりのハードスケジュールでコンサートを回っておりました。

 

5/18〜5/19の週末はさいたまスーパーアリーナでのNEWSから札幌ドームの嵐

5/26には長野でNEWSに。

 

お分かりの通り、めちゃくちゃな移動距離の一週間でした。

 

今回は第1章として埼玉から札幌への弾丸旅行のお話をしたいと思います。

 

 

もともと私は、埼玉のWORLDISTAだけに行く予定でした。

いや、こんな予定を最初から立てる奴はいないだろうけども。

嵐の方は、自分のお財布事情や他のグループのツアー、倍率なんかも考慮して、10月の東京ドーム公演に応募していました。

 

先に当落だったNEWSは18日の埼玉公演に当選し、何の問題もなく行くつもりだったところに、忘れもしない3月13日、事件は起こりました。

その日私は山田担の友達と遊んでて、一通り遊んでからカフェでお茶をして、当落の連絡が来ないことは何となく気にかけながらも楽しんでいました。

 

やっと来た当落の連絡はスクショ画像と「これってどういうこと?」という文章で、確認すると、『第4希望当選』の文字。

 

意味を理解するのに数秒を要し、まず理解したのは「札幌ドーム」ということでした。

 

札幌?あぁ、第4希望で札幌が当たったのか。

何とかなるかな、飛行機?ホテル?

 

と色々考え出した私が、お金のことを考えた時に、「いやまてよ、いつだ?」と一番重要なことに気がつくわけです。

なにしろここまで10月の東京ドームが当たるか外れるかということを考えていた頭では10月までにお金を何とかすればという思考が続いていたから。

 

そして、5/19という文字に混乱が増すことになって。

5/19は5/18の翌日だよね?え?そんなことできるの?と大混乱した頭で、笑うしかなくなり、めちゃくちゃ爆笑した。

 

でも、帰り道でどんどん混乱が増して、親と合流してやっと落ち着いて考えることができるようになって。

落ち着けばさらに、この状況のヤバさが見えてくる。

 

親の力を借りてなんとか飛行機とホテルの部屋を抑えると、今度は金銭面の問題が出てくる。

これに関しては幸せな悩みだけれど、5月は先に6日にセクゾ、18日、26日にNEWSの予定があって、すでにカツカツだったんです。

 

一旦旅費を親に全部借りて、借金なんと5万円超。

特別措置で家事にいつものお小遣いより割り増しの給料を設定してもらって、家事をやりまくって、本当に直前のギリギリのタイミングでなんとか全額完済しました。

 

まぁまぁカツカツな状態でその週末を迎えることになってしまったのは、仕方ないと思う。

 

いざ18日、学校終わりの増田担と合流して準備をし、割とギリギリに会場について、NEWSの世界を堪能した後、増田担との感想の共有もそこそこに親と合流して、車で成田へ直行。

成田のホテルに着いたのは11時とかだった。

シャワーを浴びて、翌日の準備とかを整えて、眠りについたのは深夜2時くらい。

 

朝は6時前に起きて、朝ごはんも車で食べて空港へ。

ここで親とお別れして、手荷物検査を通り、まずトイレに入ってとんでもないスピードでベースメイクだけした。

めちゃくちゃ眠くて飛行機では寝る気満々だったから、ちゃんとした化粧はしないでおいた。(寝坊したわけではない)

 

飛行機はLCCだったからターミナルからバスに詰め込まれて機体があるところまで行くんだけど、この時点で5×20のバッグ持った人めちゃくちゃ居た。

飛行機に乗ったらやっぱりオタクがたくさんで、でも私みたいに1人でいるオタクは居なかったかもね。

 

飛行機が札幌に降り立ったら友達に連絡を入れて、割とすぐに合流。(髪赤かったからな)

空港のトイレで化粧を完璧にしてまずはホテルを取った千歳駅まで電車移動。

ホテルでキャリーを預けて駅に戻ると、事件は起きた。

 

どうやら電車が動いてない。

 

駅員さんに確認を取ると、「この先の駅で沿線火災があって、ここから先に進めません。復旧の目処が立って居ないので、お急ぎであればバスの方が早いと思います。」

 

えぇぇぇ!?

 

ただでさえ慣れない土地で、電車止まるってマジですか!?しかもつい一昨日とかにも止まってなかった!?って焦ってる場合ではないので言われた通りバス乗り場の方へ。

 

改札担当の駅員さんは同じような状況で入っちゃったけど出たい人の対応に追われてて、改札のところで同じ状況の人が溜まってた。

隣に待ってた私の倍以上年上であろうお姉さん2人が「バスあるのかな、いつ来るのかな」と話し合って居たので、私が友達と見てたバスの乗り換え案内のサイトを見せてあげた。

わからないから一緒に行きましょうなんて言ってバス停の方に一緒に向かって見たんだけど、バス停がまた難しい。

 

私の友達がバス停の場所を確認しに行ってくれている間お姉さん達とお喋りしてて、「どこから来たの?」って聞かれたから「家は東京ですけど、今日は埼玉から来ました。実は昨日NEWSのコンサートに…」って話したら「えぇっ!?昨日入ってたの!?」とお姉さんの片方がめちゃくちゃ反応した。

よくよく聞いたら増田さんとの掛け持ちなんだそうで、しかも今回のツアーが残念ながら全滅だったとのこと。

昨日は増田さん黒髪だった〜とか全然嵐じゃない話で盛り上がって、友達が戻って来てからも仲良くバス停に並んだ。

この時点でドームに行くバスのとこにめちゃくちゃオタク並んでた。

 

私の友達とお姉さんの増田担じゃない方はジャニーズのコンサート自体初参戦で、ど緊張の胸の内を共感しあってるのが面白かった。(横でEPCOTIAの登場の宙吊りの話ししててすいませんでした。)

 

楽しかったバス待ちも、この先の地獄を知らないからだったなぁと今思い返せば笑える。

バスが来て乗り込んでみたら、私はあと1人のところで座りそこねちゃって。

まぁいいかと思って手すり掴んで立ってたんだけど、何だか全然つく気配がないの。

スマホでこのバスの停車駅調べて見たら、なんとびっくりドームまで52駅!!!

 

知りたくなかった!!!!

 

途方も無い数のバス停、時間にすると大体1時間半。

カウントダウンしながらすごい揺れに耐え、足は限界。

お姉さんたちもすぐ横で立ってて、「あと何駅です」って励ましあいながら頑張った。

 

やっとこさドームについて、グッズ買ったらもう開場時間でした。

ドッキドキしながら入場して、初めての本人確認もされた。

対象者が全員場合の本人確認は、私はパスポートと会員証、友達は免許証と会員証にスマホのチケット画面もセットで出して、確認してもらう形だった。

その確認を通って、その先にいつものQRコード読み取りの機械とお姉さんがいる。

 

チケットもらってさらに進むといつも通り手荷物検査があったけど、机にカバンのチャック開けて置いて「手入れますねー」みたいないつものアレじゃなくて、「ペットボトルなどの飲み物お持ちでは無いですか?」って質問だけされた。

ペットボトルの飲み物を持ち込む場合は入り口近くに用意されたプラスチックのコップに移し替えて持ち込まなきゃいけないんだって。

中身が何かわかるようにってことかな?

 

席は可もなく不可もなくなフツーのスタンド中部。

全体を見渡せるし近いときはそれなりに近い、楽しみやすい席だったと思う。

 

席を確認してすぐ荷物を置いてトイレに並んだのが開演40分前、トイレが終わったのが開演5分前。

並びすぎです!!!!

いやぁ、間に合わないんじゃないかとヒヤヒヤした。

慌てて戻ってペンライトとうちわ用意して、双眼鏡構えてなんとか始まる時には準備万端だった。

 

コンサート中はバスとトイレの影響で足が痛かったけど、人生で初めて出て来た瞬間に泣くという経験をしたし、過去1泣いた凄いコンサートだった。

あんまり内容に触れるとこれから入る人がいるかもしれないから控えるけど、とにかく挨拶で泣かされた。

 

翔ちゃんに「今までの20年間を支えて来てくれた人の中には今はHey!Say!JUMPとかSexyZoneを応援している人もいると思うけれど、でもその人たちがいたからここまでやってこれた。(ニュアンス)」と言われてすごく嬉しかった。

 

小学一年生だった私が他のことが目に入らなくなるくらい大好きになったこの人たちに、会いに来るのに11年もかかってしまった。

本当はもう少し、いや、5年くらい縮められたかもしれなかったのに、新たに好きになったHey!Say!JUMPを優先した私を咎めないでくれて、こんな私にも感謝してくれてありがとう。

一途にここまで付いて来れなくてごめんね。

 

そんなことを思って、号泣しました。

こんなに泣けるかってくらい。

 

小さい頃はどうやったらこのキラキラの世界に行けるのか知らなかったけど、その憧れ続けた場所に自分がいると思ったら嬉しくて仕方なかった。

私がこの夢を叶えられるまでアイドル続けてくれて本当にありがとう。

 

そんな余韻を引きずりながら、コンサートは幕を閉じました。

 

3時間もあったはずなんだけど、夢のようで本当にあっという間だった。

足の痛みを思い出しつつ、規制退場でめちゃくちゃ待たされた。

むしろ足を休められてよかったかも。

 

やっと自分たちのブロックの順番が回って来て、外に出てから電車に乗るまでずーっと人がぎゅうぎゅうだった。

途中で乗り換えてからは割と座れたけど、乗れるまでが長かった。

 

千歳駅のホテルまで帰って来て、ホテル前のコンビニで買った夕飯を食べながらテレビ見て、1時くらいには寝たかな。

 

朝は6時まで寝て、ホテルで美味しい朝ごはん食べて、空港へ出発。

空港は同じく嵐から帰る人がたくさんいて、友達の飛行機の時間に合わせて出たから見送りして、そのあとは1人でお土産買って、時間にかなりの余裕を持って乗り場前でくつろいでた。

飛行機乗ってもやっぱり嵐帰りの人がたくさんで、楽しかった北海道とお別れ。

 

羽田に着いてからは昨年11月末に行ったスクーリングと一緒だったから、1人にしてはスムーズだったと思う。

羽田からバスに乗って地元まで帰って、そのあとは代行頼まれてたチャームを渡したり買って来たもの整理したりお土産配ったりしてから疲れ果ててぐっすり寝ましたとさ。

 

 

いやー、長くなった!!!

本当にそれだけ濃い二日間だったんです。

 

嵐のコンサートは本当にすごくて、その完成度に圧倒されて泣いてる間にあっという間に終わったという感覚でした。

本当にトップだと思うし、彼らがこのタイミングで休みを取ることが心の底からさみしくなりました。

私の小学校の約6年間、私の全てとも言えた嵐は事務所担のようになった今でも根底にあって、テレビをつけたらいるのが当たり前だったわけで、それがなくなる寂しさは本当に大きいです。

またいつかがあるなら、本当に楽しみにしています。

 

 

NEWSの方の感想については次回の『人生初の昼夜両部参戦in長野編』でお話しします。

とんでもなく長い私の弾丸遠征の思い出話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

続編でお会いしましょう。

 

 

【この記事が書き上がる前日の6月3日、この『ちょこがカカオに 』のブログなんと1周年だったみたいです。そんなに経ってる自覚がなくて驚いています。

記念日に更新したかったけれど、まぁ仕方ないですね。

いつも読んでくださる方も、今回が初めての方も、本当にありがとうございます。】

 

ツアー見送りってやばない??

 

昨日メールに入ってきた

Hey!Say!JUMPアリーナツアー見送り

のお知らせ

 

衝撃だった。

ついにやったかと。

 

JUMP担に限らず、近年ジャニーズのファンの迷惑行為が沢山問題になっている。

ネットを見ているだけでも、新幹線を止めたやら警官にエアガン発砲したやら、治安が悪いったらない。

 

その中でも特に、近年のJUMPのファンは本当に酷かった。

 

本人達にまで何度も何度も繰り返し注意をされ、挙げ句の果てにはコンサートでまでどんよりしたムードで「やめてくれ」との話があった。

 

にも関わらず、結局改善は見られずに今回の結果になったこと、至極当然だと思う。

 

私がやっているわけではないからどこまでの人が当てはまるかわからないけれど、その問題とされている「一部の人」に当てはまるであろう人の話を少し聞いたことがある。

 

「うちらがちょっと出待ちしたりしたくらいなら、儲かるからツアーやめるとかは脅しでしかないよね。」

 

みたいな。

ツアーをやるかやらないかは、運営の損得だけでは決められない事をその人達は忘れているらしい。

どんなに儲かるからツアーをやりたいと運営側が思っても、やらせてくれる会場がなければできないということ。

 

会場側が我々JUMPのコンサートを見に来る人を拒否してる。

会場付近の駅や、付近を走る公共交通機関など、どこが具体的にそう言ったのかはわからないけど、そういう人達に「来るな」と言われてしまっている。

 

苦渋の決断というのは恐らく、できるところを探すくらいなら一回やらずに見せしめにする事を選んだということなんだろうなと思っている。

そして私はこれを正解だと思う。

 

理由は大きく二つ。

・こんなに言っても「どうせまたツアーはやる」と舐めてる奴らへの見せしめになること

・タイミングとして、圭人くんが居ないうちにならまだダメージが少ない(帰ってきた年にツアーがないなんて痛すぎる)こと

 

二つ目に関しては私の立場はもちろんあるけどさ。

この状況が帰ってきた圭人くんの目に入ったら、きっとガッカリするだろうなとは思う。

学校に送られてくる非常識なお手紙を「やめて」と言うのにも優しい言葉を添えてしまう圭人くんが、そんなことでガッカリして欲しくない。

ましてや、自分が頑張ってきたのはこのグループ、この子達の為だったのか?なんて考えてしまうような事があるなら最悪だと思う。

 

だから、一回ツアーをやらないことで離れるファンがいるなら、正直それも成果だと思う。

そういうファンを拗らせた人達をふるいにかけなきゃ、状況改善しないし。

むしろ、その困った人達を振り落とす為に必要な一回だったんじゃないかと。

 

もちろんこのブログでも何度も言うけれど、私にとってのJUMPは圭人くんだけじゃないから、JUMPに会えないのは結構寂しい。

秋の時期の現場が大きく削れるわけだしね。

でも、それでもこの一回の我慢には大きな意味があると私は思うんだ。

 

彼らや私たちにとっては問題のあるファンとまともなファンという違いはあっても、一般の人から見れば全部が「Hey!Say!JUMPのファン」な訳だし、そこのイメージは大切だよなと本当に思う。

私らはあいつらと違うといくら主張しても、「Hey!Say!JUMPのファン」であるだけでそれだけイメージが低いことを痛感することは少なくないし。

 

そしてさらにそれが、Hey!Say!JUMPのイメージも下げているのも事実だと思う。

ファンが応援してるグループのイメージを下げるとか、もう意味がわからない。

 

まぁきっと、問題の人達はグループのイメージなんてどうでもよくて自分が彼らを見れればそれでいいんだろうから、「グループのイメージが〜」なんて何にも響かないだろうけどね。

会えればいい人達は会えなくなったら離れてくのもまた事実だと思う。

 

 

ツイッターを見てると「やっぱりHey!Say!JUMPはファンのこと好きじゃないんだ」とかまで言いだす輩(しかも割と有名な人も)もいるから、正直この残念な状況にさらに気持ちが落ち込んでいる。

 

そこじゃないじゃん、怒るポイントも話の論点も。

 

私にとっては数あるグループのコンサートの一つがなくなったという状況で、アイドルに会える機会はありがたいことに年に複数回得ることができてる。

けど、年にたった一回Hey!Say!JUMPに会うことが目標だったり、頑張る理由だったりする人も多くいることを知ってるから、ツアーが丸ごと無くなることの大きさはわかるつもりでいる。私も2年前まではそうだったし。

 

異例の事態だし、「アリーナツアーの見送り」という言い方で毎年恒例になってきたドームはどうなるのか、冬ツ自体も消えるのか、まだわからない。

それは今回の件の深刻度によるよね。

こんな話ししていいのかわからないけど、流出した(?)ツアー日程とかいうのもドームの予定だったし、もしかしたら冬はあるのかなと期待してる私がいる。

 

またいつか会える時に、「今回めちゃくちゃ良かったね!」って、公演の前後まで含めて気持ちよく終われるコンサートができることを信じてるよ。

 

他のファンの愚痴とか言いながら帰るのなんて楽しくないじゃん。

 

もちろん、全てのことがJUMP担に限ったことじゃない。

ジャニーズファンの中でも特にマナーがいいと言われるNEWSのファンも最近ちょっと良くないよね。

 

この一回をJUMP担だけじゃなく、全てのジャニーズのアイドルを応援する人達の胸に刻んで欲しい。

一回の「ちょっとだけなら」みたいな気持ちが積もって、こんなに残念な事になるグループは今後生まれないで欲しい。

 

本当に過激な人にはきっと届かないけど、そこの対処は事務所側にしかできないから任せるとして。

今もし、「自分がその状況に居たら走って追いかけちゃうかも」とか思うなら、どうかその衝動を抑えて欲しいな。

自分1人くらいとかじゃなくて、一人一人がやらないようにしないと「みんなやってる」になっちゃうから。

 

Jr.でも、嵐でも、誰を応援するファンでも共通すること。

ファン内の暗黙のルールとか覚えるより一般常識の方が1億倍大事だよ。

 

こんな悲しくて悔しい思いをするグループが、そしてファンが増えない為に、一人一人が変わっていけるきっかけに今回の件がなりますように。

 

私も、ちゃんと行動見直さないとだな。

 

JUMP担4年と9ヶ月、今までとこれから。

 

お久しぶりです。

 

 

 

4年と9ヶ月、なんの節目でもないタイミングの「今までとこれから」の話をします。

 

この話の発端は、先日私がお邪魔したSexyZoneの横浜アリーナ公演でのこと。

とんでもない神席をぶち当ててしまいまして、4回寝ても余韻が抜けず、毎日のようにセクチャンとリペ魂のDVDを行ったり来たり。

 

見ながら思ったのです。

これ、ただの余韻だけじゃないかもしれない…。(世紀の大発見)

 

いやマジで、余韻治らないどころか日に日に好きが増してる…

 

私は今まで、4年と9ヶ月前に山田涼介に落ちてから沢山のジャニーズのアイドルたちに手を広げて、あっちもこっちも好きだとは言っていた。

それはまごうことなき事実なんだけども、細かいことを言うと私の好きなアイドルにはしっかりとした優先順位がある。

2019年5月9日現在、私にとっての優先順位は

JUMP→NEWS→SexyZone→嵐

だった。

その他のwestやJr.諸々は随時入れ替わってこの後ろにつく。

 

ただ、最近セクゾの余韻がすごいことを知っている元八乙女担、現ゆうぴー担の友人と真剣に話した時、そう言えばそうかもしれないと言うことに気がついてしまった。

 

それは、私が最近JUMPに沸いていないこと。

所謂「モチベが低い」状態であること。

 

今まで他のグループにどれだけ好きの感情が生まれても、Hey!Say!JUMPが一番であることだけは絶対に変わらない事実だった。

 でも、今考えると「あれ、そういえば、JUMPに最近そういう感情持ってないな」って思う。

 

嫌いなわけではないし、むしろ好きだし、いや大好きなんだけど、私は刺激が欲しくなってしまったのかもしれない。

なんどもコンサートに行き、ずっと彼らを見続けていれば、やっぱり文句とかも出てくるし(主には運営に)、新しさとかがなければやっぱり続かない感情もあるんだと思う。

 

そして、友人に言われてなるほどと思った言葉はこれだった。

「8人のJUMPって、やっぱりなんか違う。私は今は離れてるけど、岡本戻ってきたら出戻りするよ、多分。」

 

そうか、そこか。って割とすんなり腑に落ちてしまった。

8人のJUMPは、私にとってはやっぱり物足りなくて、「なんか違う」んだろうと思う。

 

圭人くんが旅立って8ヶ月になるけど、だんだんと見慣れてきてしまったその感じもどうにも気持ち悪い。

圭人くんがいないことが寂しいのは変わりないのに、いない状態に違和感を持たなくなっている自分が寂しい。

私にとってのHey!Say!JUMPは9人で、たまに10人いる写真を見ると「あぁ、10人の時の写真だ」と思うその感覚と同じように、「あぁ、8人の写真か」って思うようになっている。

 

先日のそのセクゾの公演で最後の挨拶の時に風磨くんが「今回は1人いなくて、その寂しさをみんなに感じさせないように俺らが走り回ろうって決めてやってきたけど、寂しいと思われなくなったらもっと寂しいから、」って言っていたのが本当に印象的で未だに頭の中でループしている。

 

『寂しくなくなったらもっと寂しい』

 

本当にその通りだなって。

去年は圭人くん、聡ちゃん、岩橋、謙ちゃんと、私の好きな人たちが次々に表舞台から姿を消して、本当に寂しくて仕方なかった。

その寂しさに、慣れてきてしまった気がする。

個々のことを考えれば確かに寂しいけれど、他のメンバーを見ている時にその寂しさはもう感じない。

これが一番寂しいことじゃないのかと。

 

そして、その友達に言われました。

「そう思うなら、岡本が戻るまで一回離れても、誰も責めないよ。」

 

こう言われると担降りするって話みたいだけれど、私には担降りと言う概念は存在しないから、あくまでも前述の優先順位が入れ替わるだけ。

一時的に離れると言ったって、多分離れる距離にすると最大でも今の嵐のレベル。

だけど、JUMPが一番じゃなくなるって私にとってはすごい大きくて。

 

例えば、好きになってからシングル、アルバム、コンサートDVDを買わなかったことなんてないし、グッズも迷わず買っていたし、出演番組は基本チェックしてって言う、私にとって日常に溶け込んだ当たり前から、一歩距離を置くってことだから。

 

でも、セクゾに沸いて、風磨くんのその言葉を聞いて、初めてこのことに気付けて、この選択肢を見つけることができたのは本当に大きい。

 

一時的な気持ちかもしれないし、現場がないからってだけのことかもしれない。

だけど、ジャニヲタとして長いことやってきた中でずっと、どこか執着のようなものがあったのかなとは思う。

 

「自分が一番好きなのはJUMPだから」とか、別にどうだっていいことじゃないかと気づくことができた。

 

昔から、なんとなくそこを執着する癖があった。

失礼だから名前はあげないけど、周りの友達の担当を考慮して、自分の気持ちに合わない人を担当として名前を挙げて、ジャニショでも「私はこの子担当だから」とかいって、他の好きなメンバー買うのを我慢してその子の写真買ったりとかしてた。

 

でも、別にそんなこと気にする必要はないし、そもそも「担当」なんてものに執着する必要も本当はないと思っている。

友達作るためとかでジャニヲタの文化に習って名乗ってはいるけれど、好きなものは好きだし、それに波があるのも当たり前で、それに逆らってまで執着することじゃない。

 

だから、私は「好き」の感情に素直になることに決めた。

気持ちは無限に増やせるタイプだけど、使えるお金には限界があるから優先順位は決めなきゃいけない。

それは随時変わることになると思う。

でも、好きなら好きで、そこに力入れればいい、自分がやりたいように、自分のペースで。

 

JUMPも、NEWSも、セクゾも、嵐も、自分が好きな時に好きなペースで応援する。

だからもしかしたら、来週NEWSに会ったら一位はコロッと変わるかもしれないし、新しいシングルを買ったらやっぱりJUMPが好きだと思うかもしれないし、嵐のコンサートでやっぱり大好き!ってなるかもしれないし。

 

今の衝動的な話だから、もしかしたら1ヶ月後には元通りかもしれないけど、まぁ、なんか楽しそうだなぁくらいの感じで見守ってやってください…

 

という、一から百まで自分語りでこれからのことのお話でした。