お久しぶりです。
相変わらず何かあるとブログを書く習性の私ですが、今回の騒動について言いたいことは山ほどあったけれど、一オタクにすぎない私の意見など述べても誰の得にもならないと思ったのでブログを書くのは辞めていました。
そんな中でも、流石に見過ごせない大きな変化が起こる前に、これまでのことを振り返りたいなと思いました。
ここから書き連ねることは壮大すぎる自分語りですので、興味のない方は全然読まなくていいです。
私が初めてジャニーズのエンタメに出会ったのは小学1年生の頃であったと記憶しています。
多少面食いではあったけど、アイドルなんて興味のかけらもなかった私に友人が嵐を紹介し、瞬く間に虜になったのは今でもなんとなく覚えています。
その後の私は、アイドルの推し方なんて教えてくれる人が身の回りにいるわけもなく、所謂茶の間オタクを数年続けました。
誕生日やクリスマスにCDやDVDを買ってもらい、莫大なメモリー量の録画機に出演番組を必死に録画して見ているだけの、健全な小学生だったと思います。
あの頃は本当に何も知らなくて、駄菓子屋で売ってるような嵐のブロマイドや下敷きのクジを嬉々として買ったり、大人に連れて行ってもらった原宿で謎の地下の店に入って写真の入った定規やボールペンを買ってもらったりしていました。あれが非公式の良くないモノだと気がつくのに多分4年くらいかかりました…😂
WEGOのメンカラのハートサングラスに小さめのうちわ文字を貼って、一切前の見えないサングラスを作るのが流行っていたのも今思うと面白いですよね。
そして6年生になり、私は山田涼介に出会い、初めて自分のお金でCDやDVDを買うようになります。この頃にTwitterを始めて、ありがたいことに始めて早々から、今でも関係が続くようなお友達にも出会えました。
初めてジャニショに行ったのも確かこの頃で、まだ子供だった私は友人たちに誘われ、初めて子供たちだけで、親に内緒で原宿に繰り出しました。当時は安全のためにスマホのGPSをオンにされていたので、ガッツリバレたんですけどね。
始めて現場に行ったのは中一の頃でした。ずっと映像でだけ見てきたジャニーズのエンタメを生で浴びた時の衝撃とキラキラした気持ちは、今も忘れられません。席も全然良くなくて一瞬だって近くで顔を見られたわけではないのに、あのライブ特有の空気感だけでもこの上なく楽しかったですし、今でもあの気持ちを思い出すために現場に通っている節は少なからずあると思います。
学校で行ったスキー教室中にどうしてもアイドルの顔が見たくて、スマホが禁止だったので公式写真を詰めたファイルを持って行ったら同室の子に告発され、初日に没収された上に廊下で説教の後反省させられたのもいい思い出です。
高校生になると、私は見事なまでの掛け持ちオタクへと成長し、バイトで稼いだお金をほぼ全てジャニーズに貢ぐようになります。ツアーグッズを何も考えずに片っ端から全部買ったりしていたのも今となっては懐かしいですね。
高校が通信だった為に高校の友達はほぼできなかったけれど、オタクの友達はたくさん増えた期間でもありました。
過去に記事にもしていますが、地方への遠征なんかもかなり様々経験し、より一層オタクとしての経験値を上げました。
そして今、私はジャニオタ人生15周年も見えてきたところで、この『ジャニオタ』という名前を捨てることになるそうです。
重要なのは名前ではないと頭ではもちろん理解しているものの、こんなに長いこと慣れ親しみ、人生の大部分を占めてきたものが変化することに困惑や動揺をすることは仕方のないことだと思っています。それは、私よりも先輩のオタクの方々なら尚更だと思います。
私においては推しているグループが名称変更やデビュー曲の封印を決め、沢山の思い出の詰まったFCやファミクラ、ジャニショなども全て変わるこの大きな節目に、大きな寂しさを感じていることも事実ではあります。
しかし、私が愛してきたものは確実に、大好きなアイドルたちが努力と実力で積み上げて作り上げてきたエンタメそのものであり、ブランドでもプロデューサー本人でもありません。
そんな彼らがエンタメを止めない限り、私はそのエンタメを胸を張って愛し続けようと思っています。
ジャニーズは、私に様々なことを学ばせてくれました。
楽しかった記憶の大半には、ジャニーズがありました。
オタクじゃなかったら出会えていなかった、素敵な友人もたくさんいます。
今追いかけている夢も、ジャニオタになっていなかったら見つけていなかったかもしれません。
それくらい自分の人生に影響をもたらし続けてくれたジャニーズには、やはり感謝の意を示したいと思っています。
これからどう変わっていくのか、はたまた終わってみたら私たちにとっては大した変化もないのかもしれませんが、エンタメの力を信じ、強い愛を大事に抱えて、いつかの光を目指して進んでいく彼らに、ただ付いて行くことしかできないなと思います。
本人たちも突然の大きすぎる変化に困惑や不安のある中、私たちを不安にさせないようにととにかくいち早く、途中段階でも話し合いの内容を報告しようとしてくれたり、逐一安心できる言葉をくれていて相変わらずずっと助けられてばかりです。
彼らが安心してエンタメを続けられる理由になれるような、そんなオタクでありたいなと思う、最後の夜です。
これからもずっと、アイドルが楽しんでエンタメを作り続けられる世界でありますように。