私、5月の後半の週末にかなりのハードスケジュールでコンサートを回っておりました。
5/18〜5/19の週末はさいたまスーパーアリーナでのNEWSから札幌ドームの嵐
5/26には長野でNEWSに。
お分かりの通り、めちゃくちゃな移動距離の一週間でした。
今回は第1章として埼玉から札幌への弾丸旅行のお話をしたいと思います。
もともと私は、埼玉のWORLDISTAだけに行く予定でした。
いや、こんな予定を最初から立てる奴はいないだろうけども。
嵐の方は、自分のお財布事情や他のグループのツアー、倍率なんかも考慮して、10月の東京ドーム公演に応募していました。
先に当落だったNEWSは18日の埼玉公演に当選し、何の問題もなく行くつもりだったところに、忘れもしない3月13日、事件は起こりました。
その日私は山田担の友達と遊んでて、一通り遊んでからカフェでお茶をして、当落の連絡が来ないことは何となく気にかけながらも楽しんでいました。
やっと来た当落の連絡はスクショ画像と「これってどういうこと?」という文章で、確認すると、『第4希望当選』の文字。
意味を理解するのに数秒を要し、まず理解したのは「札幌ドーム」ということでした。
札幌?あぁ、第4希望で札幌が当たったのか。
何とかなるかな、飛行機?ホテル?
と色々考え出した私が、お金のことを考えた時に、「いやまてよ、いつだ?」と一番重要なことに気がつくわけです。
なにしろここまで10月の東京ドームが当たるか外れるかということを考えていた頭では10月までにお金を何とかすればという思考が続いていたから。
そして、5/19という文字に混乱が増すことになって。
5/19は5/18の翌日だよね?え?そんなことできるの?と大混乱した頭で、笑うしかなくなり、めちゃくちゃ爆笑した。
でも、帰り道でどんどん混乱が増して、親と合流してやっと落ち着いて考えることができるようになって。
落ち着けばさらに、この状況のヤバさが見えてくる。
親の力を借りてなんとか飛行機とホテルの部屋を抑えると、今度は金銭面の問題が出てくる。
これに関しては幸せな悩みだけれど、5月は先に6日にセクゾ、18日、26日にNEWSの予定があって、すでにカツカツだったんです。
一旦旅費を親に全部借りて、借金なんと5万円超。
特別措置で家事にいつものお小遣いより割り増しの給料を設定してもらって、家事をやりまくって、本当に直前のギリギリのタイミングでなんとか全額完済しました。
まぁまぁカツカツな状態でその週末を迎えることになってしまったのは、仕方ないと思う。
いざ18日、学校終わりの増田担と合流して準備をし、割とギリギリに会場について、NEWSの世界を堪能した後、増田担との感想の共有もそこそこに親と合流して、車で成田へ直行。
成田のホテルに着いたのは11時とかだった。
シャワーを浴びて、翌日の準備とかを整えて、眠りについたのは深夜2時くらい。
朝は6時前に起きて、朝ごはんも車で食べて空港へ。
ここで親とお別れして、手荷物検査を通り、まずトイレに入ってとんでもないスピードでベースメイクだけした。
めちゃくちゃ眠くて飛行機では寝る気満々だったから、ちゃんとした化粧はしないでおいた。(寝坊したわけではない)
飛行機はLCCだったからターミナルからバスに詰め込まれて機体があるところまで行くんだけど、この時点で5×20のバッグ持った人めちゃくちゃ居た。
飛行機に乗ったらやっぱりオタクがたくさんで、でも私みたいに1人でいるオタクは居なかったかもね。
飛行機が札幌に降り立ったら友達に連絡を入れて、割とすぐに合流。(髪赤かったからな)
空港のトイレで化粧を完璧にしてまずはホテルを取った千歳駅まで電車移動。
ホテルでキャリーを預けて駅に戻ると、事件は起きた。
どうやら電車が動いてない。
駅員さんに確認を取ると、「この先の駅で沿線火災があって、ここから先に進めません。復旧の目処が立って居ないので、お急ぎであればバスの方が早いと思います。」
えぇぇぇ!?
ただでさえ慣れない土地で、電車止まるってマジですか!?しかもつい一昨日とかにも止まってなかった!?って焦ってる場合ではないので言われた通りバス乗り場の方へ。
改札担当の駅員さんは同じような状況で入っちゃったけど出たい人の対応に追われてて、改札のところで同じ状況の人が溜まってた。
隣に待ってた私の倍以上年上であろうお姉さん2人が「バスあるのかな、いつ来るのかな」と話し合って居たので、私が友達と見てたバスの乗り換え案内のサイトを見せてあげた。
わからないから一緒に行きましょうなんて言ってバス停の方に一緒に向かって見たんだけど、バス停がまた難しい。
私の友達がバス停の場所を確認しに行ってくれている間お姉さん達とお喋りしてて、「どこから来たの?」って聞かれたから「家は東京ですけど、今日は埼玉から来ました。実は昨日NEWSのコンサートに…」って話したら「えぇっ!?昨日入ってたの!?」とお姉さんの片方がめちゃくちゃ反応した。
よくよく聞いたら増田さんとの掛け持ちなんだそうで、しかも今回のツアーが残念ながら全滅だったとのこと。
昨日は増田さん黒髪だった〜とか全然嵐じゃない話で盛り上がって、友達が戻って来てからも仲良くバス停に並んだ。
この時点でドームに行くバスのとこにめちゃくちゃオタク並んでた。
私の友達とお姉さんの増田担じゃない方はジャニーズのコンサート自体初参戦で、ど緊張の胸の内を共感しあってるのが面白かった。(横でEPCOTIAの登場の宙吊りの話ししててすいませんでした。)
楽しかったバス待ちも、この先の地獄を知らないからだったなぁと今思い返せば笑える。
バスが来て乗り込んでみたら、私はあと1人のところで座りそこねちゃって。
まぁいいかと思って手すり掴んで立ってたんだけど、何だか全然つく気配がないの。
スマホでこのバスの停車駅調べて見たら、なんとびっくりドームまで52駅!!!
知りたくなかった!!!!
途方も無い数のバス停、時間にすると大体1時間半。
カウントダウンしながらすごい揺れに耐え、足は限界。
お姉さんたちもすぐ横で立ってて、「あと何駅です」って励ましあいながら頑張った。
やっとこさドームについて、グッズ買ったらもう開場時間でした。
ドッキドキしながら入場して、初めての本人確認もされた。
対象者が全員場合の本人確認は、私はパスポートと会員証、友達は免許証と会員証にスマホのチケット画面もセットで出して、確認してもらう形だった。
その確認を通って、その先にいつものQRコード読み取りの機械とお姉さんがいる。
チケットもらってさらに進むといつも通り手荷物検査があったけど、机にカバンのチャック開けて置いて「手入れますねー」みたいないつものアレじゃなくて、「ペットボトルなどの飲み物お持ちでは無いですか?」って質問だけされた。
ペットボトルの飲み物を持ち込む場合は入り口近くに用意されたプラスチックのコップに移し替えて持ち込まなきゃいけないんだって。
中身が何かわかるようにってことかな?
席は可もなく不可もなくなフツーのスタンド中部。
全体を見渡せるし近いときはそれなりに近い、楽しみやすい席だったと思う。
席を確認してすぐ荷物を置いてトイレに並んだのが開演40分前、トイレが終わったのが開演5分前。
並びすぎです!!!!
いやぁ、間に合わないんじゃないかとヒヤヒヤした。
慌てて戻ってペンライトとうちわ用意して、双眼鏡構えてなんとか始まる時には準備万端だった。
コンサート中はバスとトイレの影響で足が痛かったけど、人生で初めて出て来た瞬間に泣くという経験をしたし、過去1泣いた凄いコンサートだった。
あんまり内容に触れるとこれから入る人がいるかもしれないから控えるけど、とにかく挨拶で泣かされた。
翔ちゃんに「今までの20年間を支えて来てくれた人の中には今はHey!Say!JUMPとかSexyZoneを応援している人もいると思うけれど、でもその人たちがいたからここまでやってこれた。(ニュアンス)」と言われてすごく嬉しかった。
小学一年生だった私が他のことが目に入らなくなるくらい大好きになったこの人たちに、会いに来るのに11年もかかってしまった。
本当はもう少し、いや、5年くらい縮められたかもしれなかったのに、新たに好きになったHey!Say!JUMPを優先した私を咎めないでくれて、こんな私にも感謝してくれてありがとう。
一途にここまで付いて来れなくてごめんね。
そんなことを思って、号泣しました。
こんなに泣けるかってくらい。
小さい頃はどうやったらこのキラキラの世界に行けるのか知らなかったけど、その憧れ続けた場所に自分がいると思ったら嬉しくて仕方なかった。
私がこの夢を叶えられるまでアイドル続けてくれて本当にありがとう。
そんな余韻を引きずりながら、コンサートは幕を閉じました。
3時間もあったはずなんだけど、夢のようで本当にあっという間だった。
足の痛みを思い出しつつ、規制退場でめちゃくちゃ待たされた。
むしろ足を休められてよかったかも。
やっと自分たちのブロックの順番が回って来て、外に出てから電車に乗るまでずーっと人がぎゅうぎゅうだった。
途中で乗り換えてからは割と座れたけど、乗れるまでが長かった。
千歳駅のホテルまで帰って来て、ホテル前のコンビニで買った夕飯を食べながらテレビ見て、1時くらいには寝たかな。
朝は6時まで寝て、ホテルで美味しい朝ごはん食べて、空港へ出発。
空港は同じく嵐から帰る人がたくさんいて、友達の飛行機の時間に合わせて出たから見送りして、そのあとは1人でお土産買って、時間にかなりの余裕を持って乗り場前でくつろいでた。
飛行機乗ってもやっぱり嵐帰りの人がたくさんで、楽しかった北海道とお別れ。
羽田に着いてからは昨年11月末に行ったスクーリングと一緒だったから、1人にしてはスムーズだったと思う。
羽田からバスに乗って地元まで帰って、そのあとは代行頼まれてたチャームを渡したり買って来たもの整理したりお土産配ったりしてから疲れ果ててぐっすり寝ましたとさ。
いやー、長くなった!!!
本当にそれだけ濃い二日間だったんです。
嵐のコンサートは本当にすごくて、その完成度に圧倒されて泣いてる間にあっという間に終わったという感覚でした。
本当にトップだと思うし、彼らがこのタイミングで休みを取ることが心の底からさみしくなりました。
私の小学校の約6年間、私の全てとも言えた嵐は事務所担のようになった今でも根底にあって、テレビをつけたらいるのが当たり前だったわけで、それがなくなる寂しさは本当に大きいです。
またいつかがあるなら、本当に楽しみにしています。
NEWSの方の感想については次回の『人生初の昼夜両部参戦in長野編』でお話しします。
とんでもなく長い私の弾丸遠征の思い出話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
続編でお会いしましょう。
【この記事が書き上がる前日の6月3日、この『ちょこがカカオに 』のブログなんと1周年だったみたいです。そんなに経ってる自覚がなくて驚いています。
記念日に更新したかったけれど、まぁ仕方ないですね。
いつも読んでくださる方も、今回が初めての方も、本当にありがとうございます。】