3月の終わり、別れの季節です。
3月31日、1人のアイドルがジャニーズ事務所を去ります。
忘れもしない2014年10月22日の少年倶楽部で出会った、誕生日が同じの小さくて可愛くてかっこいい自担。
彼を知ってから4年と5ヶ月、沢山の幸せを貰いました。
同じLove-tuneのメンバーが全員一足先に事務所を去り、1人残って全部背負う彼が本当に心配で、そういうところが大好きだなぁとも思います。
私が彼を知った頃にはJr.の中でお兄ちゃん的存在になっていて、司会だったりまとめ役だったりと活躍している彼はとてもかっこよかったです。
一度だけ、少年倶楽部の番組協力という形で生の彼を見たことがあります。
思っていたよりも小柄で可愛い、それなのに纏うオーラはカッコ良くて、やっぱり好きだと確信したあの日。
それから何度もチャンスがあったのに、どうして見に行かなかったのかという後悔は、何回しても悔やみきれません。
メンバーが全員同時に退所できなかった大きな原因である、彼の主演映画
『ニート・ニート・ニート』は、想像を遥かに超えて爪痕を残してくれました。
そもそも、いくつかの映画館でしか見ることができず、ファンしか見ないであろうあの作品があんなに長いこと上映されるなんて思ってもいなかった。
しれっとさらっと終わっていくと思っていたのに、沢山のファンの愛とスタッフさんからの愛で、復活上映、応援上映、追加の舞台挨拶と色々、頑張ってくれた。
ここまでの力があるなんてと、未だに夢なのではないかと思っている節すらある。
彼らを起用して、こんなことになってもここまで愛してくれた宮本ケイジ監督、そして、主演がいなくても舞台挨拶してくれたり、宣伝頑張ってくれている灯敦生ちゃん、本当にありがとう。
それから、ニートが北海道が舞台である縁から「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて上映、舞台挨拶が行われて、ついに主演も表舞台に帰ってくることになって。
『人物賞』なるものまで戴いて、そのニュースを聞いたときは涙が溢れた。
この日さらに、ニートがDVDにまでなると聞いて、本当に驚いた。
正直、DVDが出ることになったら事務所辞めた後になっちゃうから無理だろうと思ってた。
他のメンバーのようにその後のことはまっさらじゃないだろうし、事務所との繋がりもそこまでってことになってると思っていたから。
ジャニーズ所属のアイドルとして大人の都合に揉まれ続けた11年の期間が、こうして輝いたまま終わりを迎えることがどんなに嬉しいことかと噛み締めている。
間違いなく寂しいけれど、これは彼と、彼の仲間たちが決めた道だから応援するしかない。
ラジオの最後の挨拶、素敵な言葉でしっかりと、重くならないで「新しい門出」だなんて、なんて彼らしいんでしょう。
人生ワクワクすること、ぜひ見つけてください。
ワクワクしてキラキラ輝く笑顔を見せていてくれれば、私は大満足です。
この先、彼がどんな道を選ぶのかはまだわからない。
萩ちゃんやモロのように舞台のお仕事とかなにか次が決まっているのかもしれないし、特に何も決まっていないけれど、しれっとSNSに顔を出すのかもしれない。
どんな選択をするかがわからないから、ジャニーズでなくなった彼を私がどう思うのかも、正直わからない。
ジャニーズを辞めた自担を応援し続けるということをしたことがないから、アイドルじゃ無くなった自担にどう感じて、気持ちが続くのかどうか。
それはわからないけど、今までアイドルの安井謙太郎には、本当に多くの幸せをもらったことだけは間違いないから。
先のことは約束せずに、今はこれだけ。
ジャニーズの安井謙太郎くん、出会ってから今までの4年間本当にありがとうございました。
そして、11年もの長い間、本当にお疲れ様でした。
ずっとずっと、大好きです。