『ヲタク厄年』
よくわからないけど、今年はこういうことだと思っている。
2018年、本当に激動だった。
ジャニーズを追いかけ始めて約10年、今までは少なくともアイドルからのアクションに関しては、幸せになれる趣味であったはず。
だけどこの一年に関しては、彼らからのアクションで落ち込むことが多すぎた。
まず、今年になって本腰を入れたNEWSが、初現場直後にタコ殴りにされたところから今年の不運が始まるわけですね。
もともとNEWSの歌が好きで、ツイッターなんかでNEWSはコンサートが良いとかってよく聞いていて、QUARTETTOのDVDをクリスマスプレゼントでもらったのがきっかけで好きになって。
2017年末、年が明けてお年玉もらったら、それでFC入って来年のツアーは入ろうって心に決めてたんですよ。
それでいざ年末、カウコンでツアーが発表になって。
お年玉もらってすぐ慌ててFC入って応募したの、すごい覚えてる。
一か八かでたったの1名義をオーラスにかけて、なんの強運か当てた私は今年1浮かれていた瞬間だったかもしれない。
健人担の幼馴染が当ててくれて、5月3日にはセクゾに会いに行けたりもして。
さて、浮かれていられるのもここまで。
お気付きかと思いますが、オーラスの日にはすでに例の音声流出事件が発生していますね。
この時はまだめちゃくちゃ楽観的でしたねぇ。
まさかこの幸せの頂点から数日でどん底に陥れられるなんて、あの日同じ会場にいた全員が予想しなかったでしょ。
けーちゃんが活動休止を発表した頃、NEWS界隈はマジで毎日通夜状態だった。
続く仕事がいくつあるのか、毎日毎日不安で震えるヲタク達の図、今思い返しても苦しい。
少しずつNEWSのお仕事が通常運転になってきて、やっと安心できるようになってきた6月末。
あの日の恐怖に慄いた感覚は未だに忘れられない。
数日前に出ていた記事も相まって、何を言われるのかと震えて待ったあの1時間。
『お知らせ』の内容に震え上がってすでに泣いていた私を、1時間電話で相手してくれた幼馴染と近所に住んでいるヲタ友達、本当にありがとう。
指定の時間になっても、混み合って映像がまぁ見れない見れない。
何度も何度も読み込み直して、早く恐怖から逃れたくて。
動画を見終えた時、泣いていたとは思うけど、寂しいどうこうより安心が勝ってた。
「辞めます」「抜けます」そんな言葉を想像していたから、「お休みします」にどれだけ安堵したことか。
圭人くんが留学を発表したあの日から1週間くらいは、リアルに毎晩泣いてたと思う。
怖くて、寂しくて、悲しくて。
12月で既に圭人くんが旅立って3ヶ月が経ったけど、体感的にはもう1年くらい待ってる感じ。ここまでと同じ時間をあと7回とか、どう考えても耐えられない。
まぁでも、どんなに耐えられないって言ったって帰ってこないし、JUMP自体の活動は続くし、私にとってもJUMPって圭人くんだけじゃないし。
本体応援しつつ、圭人くんからの途中報告で息を繋げるしかないかなって感じ。
9月に圭人くんが日本を立って、(寂しいこと以外は)平穏な日々を過ごしていたと思う。
なのに、その次にやってきた事件は、かなり想定外だった。
岩橋玄樹、通称いわちの病気のことは、公表された時から知ってはいた。
それ公表して頑張って行くんだ〜って、安易な考えだった。
デビューしたばかりでかなり名前が知れ渡ってきた大事な時に、まさかお休みだなんて言うと思ってなかったんだなぁ。
この時からやんわりと話題になって居たこの病気の名前も、この後また苦しめられることになるなんてね。
この話題の二度目は 、私が沖縄にいる時に飛び込んできた。
授業終わりの息抜きにツイッターを開いたら、みんなが「聡ちゃん」って言っていて、その文たちの端々からよくない話だと感じ取れた。
五分の休み時間だけじゃ状況を掴みきれなくて、1時間授業をこなしてから、ことの真相を知ることになった私。
周りはまだ出会ってたったの3日しか経っていない人たちばかりなのに、めちゃくちゃ落ち込んだ。
もし、私とスクーリングで仲良くしてくれていた子たちがこのブログを読むのなら、申し訳なかったと思っていることが伝わるといいな。
学校には奇しくもらじらーのポスターが貼られていて、初日には原動力になると喜んだこの掲示物に、この日の帰りはめちゃくちゃ精神えぐられた。
翌日にNEWSさんのDVDの発売が発表されて、とりあえず元気を取り戻した沖縄最終日。
最高に気持ちの良かった沖縄に別れを告げて飛行機に乗って、2時間バッチリ熟睡して。
東京に降り立って滑走路から飛行機がタイヤでゴロゴロと走っている時間。
スマホさんが2時間ぶりにインターネットとつながって、ツイッターにはたくさんの情報が入ってきた。
その中に、私がここまでの約1年間、常に恐れ続けていた言葉を見つけてしまった。
『Love-tune解散・メンバー全員退所』
その下には各メンバーの退所年月日とか書いてあったと思うんだけれど、この時の見た記憶はほぼない。
思い出したのはキラキラの笑顔でバンド従えてステージを走り回る安井謙太郎の姿だった。
いつかこの日が来るんじゃないかと、それが少しずつ近づいているんではないかと、なんとなうそう感づいてはいた。
でも、いざそうなって、そうなりましたと言われるとまったく心の整理がつかなくって。
映画控えてて、その映画の結果次第とか、勝手に期待してた。
その為なら何回でも映画見に行こうって、本気でそう思ってた。
なのに、その猶予も与えられず、ただたんに、余命宣告。
めちゃくちゃ辛かったけど、まずは沖縄でのことを終わらせなくちゃいけなくて、仲良くしてくれた友達みんなとお別れして。
頑張って最後の1人と離れるまで、なんとか笑顔でいられたと思う。
空港からバスに乗って、イヤホンさして音楽を聴いた。
最初に流れてきたのはNEWSの『CRY』で、「あ、泣いちゃう」って思ったんだけど、思いの外涙は出なくて。
数曲聞き流して、何曲か後にNEWSの『LVE』が流れて、同じように聴いていたのに気が付いたら泣いていた。
当時は厳しい状況に置かれていたNEWS自身への歌だったこの曲が、自分に言われているように感じたのだ。
『答えのない焦りばかりが膨らんで
暗い闇の中で1人苦しみと向き合う
足掻く、惨めな自分
未来を諦めきれない己をただ奮い立たせる
強烈な思いは途切れない鎖
「強く結びついた絆」だ
絶え間ない攻撃に怯むな
手の中の鎖を握りしめろ
直面する現実から逃げるな
その汚れた足で踏みとどまれ
傷つくことを知らないかつての自分たち
一緒に乗り越えて行くんだ
茨を取り去り、今を生きる』
この曲をこれを読む方のどのくらいが知っているのかわからないけど、この曲は歌詞のほとんどをセリフとしている。
この部分は手越とシゲくんのパートで、私は2人に罵られているかのような気分になった。
めちゃくちゃ痛いところをグサッと突かれたとき、ポロっと泣いてしまったのだ。
未だに「LVE」は私の中では大きな意味を持つ曲となっている。
安井謙太郎の初主演映画、『ニート・ニート・ニート』を見に行った後も、この曲を聴いた。
すごく辛かったのに、少し楽になれた気がした。
ここまで一週間ほどかけて書いてきて、ついに書き上げるのは大晦日の夜になってしまった。
11月末のことも、今年はもう何もないと気を抜いていたから、最後の1ヶ月も気が抜けないと思っていた。
今日、やっと、今年が終わる。
沢山の嬉しいこともあって決して楽しくなかったわけではないけれど、やっぱり辛いことが多くて、沢山泣いた一年だった。
今、こうして平和に紅白を楽しく鑑賞して、ジャニーズカウントダウンを楽しみにしている状況に心底安堵している。
色々あっても最後は楽しく過ごせていることが、本当に嬉しい。
終わりよければ全て良し
なんてことにはならないかもしれないけれど、とにかく来年が安定した一年になるように。
少なくともこれ以上辛いことがないように。
心の底から願って居ます。
長々と今年を振り返って気持ちの整理をしたら。
さあ、2019年を迎えましょう。
ジャニーズカウントダウンを見て、年を越したら年始現場が待っているので。
いろんなことはあったけど、それでもやっぱり今年の私の生活を彩ったのはジャニーズでした。
ありがとう。
そして、この長いブログを読んでくれた方、今年始めた拙いブログを読んでくれていた方、今年ツイッターで仲良くしてくれていた方、辛い時に支えてくれた友達、本当にありがとうございました。
それでは、よいお年を。