ちょこがカカオに

推しは推したい時に推す

キンプリについて思うこと

 

 

2018年、4年ぶりのジャニーズグループのデビューがありました。

 

その名もKing&Prince

 

数年前からよく聞いていた名前で、メンバーも私のよく知っている6人のままのデビュー。

 

特に、じぐいわがデビューできると聞いて嬉しかったし、よかったねって思っていました。

 

デビューに際し、デビュー曲というものが制作されますが、この曲が私的には一大事だった。

 

シンデレラガール

 

あまりにも良い曲!!!!!

 

スケスケ衣装でグループ名がまんまタイトルのデビュー曲を歌った人達

グループ名の由来を叫ぶデビュー曲を歌った人達

グループ名がまんまタイトルでバラ持って台詞囁くデビュー曲歌った人達

色々見て来た中で、ちょっぴり残念感があったのは事実です。

 

事務所の激推し感はJr.時代から強く感じていたものの、デビューしてからの激推しは目に見えまくり、若干どうかなと思っていたりもしていて…。

 

そんな中、このデビュー曲をOPに起用したドラマ『花のち晴れ』が爆発的に大ヒット。

花より男子』シリーズの続編に当たる作品であることもあり、話題性もバッチリ。

故にデビュー曲は爆発的な知名度を得て世に出される次第となったわけで。

 

そんな話題のドラマにて一番美味しい主演の座を勝ち取ったのが、関西からのエース、平野紫耀でした。

 

私も数年前からよく知る彼は、おバカな発言が目立つ天然キャラ。

ハスキーな歌声でカッコよく歌う山Pの「Party Don't Stop」が好きだったし、以前からみんなを笑顔にできる素敵な人だと思っている。

 

けれど、ここまでとは驚いた。

 

ドラマの放送から平野紫耀の名前と共に世に名が広まるキンプリ。

カラオケのランキングでは常に上位に「シンデレラガール」があり、同世代の話題はかなりの確率でキンプリ。

ジャニーズヲタクという世からは一歩引かれがちな趣味を今まで10年貫いてきた私からすれば、こんなにもジャニーズが許容されているのはなんだか変な気分だったりもして。

そして、少し黒い気持ちが生まれるのも本音です。

「今まで散々貶してきたくせに」なんて、思っちゃいけないのはわかってるんですけど。

 

爆発的に人気になったということは、新しいファンが沢山増えたということ。

このタイミングの新しいファンとは「デビューしてから好きになった人」ということになるわけで。

多くのJr.時代から応援してきたファンたちは「新規」と呼び、あまり良く思わないのはいつものことですが、今回はあまりにも「新規」が多過ぎる様です。

 

私もちらほらとその「新規」に当たる方について話を聞いたり、実際に出会ったりもしてきました。

それに基づき、気が付いた、というか、思うのです。

 

キンプリ及び平野紫耀を最近好きになったと話す人達はジャニヲタじゃない!!!

 

どういうことかと言うと、花晴れ効果で平野紫耀を好きになった人達は、私達ジャニヲタと別属性だと言うこと。

 

先に私的ジャニヲタという属性について話しておくと、ジャニヲタに当たる人は主に最初から所謂ジャニーズ系の男がタイプな人達です。

ジャニーズだからというわけではなく、ジャニーズにいる系統のイケメンが好みだという根本の好みの話。

 

そして、今回別属性だと言うその花晴れ効果を食らった皆様は、「流行に敏感な人達」です。

少し前には人気のイケメン俳優とかを好きだった人達、とでも言いましょうか。

要するに、その人達が好きなのは「話題のイケメン」だということ。

その「話題のイケメン」が今珍しくジャニーズ事務所に所属しているという状況なだけなのです。

 

何が言いたいかというと、この別属性の皆様は根本から「ジャニーズが好き」なのとは違うため、「新規」として存在していないと認識しているということで。

実際のところどうなのか、本人達がどんな気持ちでキンプリのFCに5000円払うのか、私にはわかりません。

そんな人達が何故か古参にマウント取ったりするのはもっとわかりません。

だけど、こう考えればなんか消化できる気がしてきます。

 

めちゃくちゃに正直な話、私は昔から「話題のイケメン」が好きなタイプの大元、学校でいうところの所謂「一軍女子」が苦手です。

ジャニーズが好きであることを1番馬鹿にしてきた人種であり、1番相容れないと感じていた人達なのです。

そんな人達が「話題のイケメン」がジャニーズだとなった途端に「キンプリが好きだ」と名乗る様になって、結構しんどく感じているのは事実です。

だけど、私は彼らが頑張ってきたJr.時代を知るジャニヲタ側の人間だからこそ、彼らの大成を祝福すべきなのかもしれません。

 

ただ、よかったとは思う反面、少し心配なのです。

「流行に敏感な人たち」は、少しすれば新しい「話題のイケメン」の方へ流れます。

ですが、ジャニーズにはFCの制度があって、FCの会員番号は二度と同じ番号が作られません。

今すごい勢いで増えているキンプリのFC会員数はあと少しでNEWSを追い越しそうです。

これが、一時的な流行となって離れていく人たちが更新をしなかったらどうなるか。

途端にCDの売り上げが下がったりしたらどうなるか。

そんなことを考えてしまうと、それこそJr.時代を知る側だから、ジャニーズの仕組みを知ってるから、心配になるのです。

 

様々な変化が起きて、正直な話もっと上の世代が好きな私たちにも影響はあります。

ジャニショが異様に混んだり、先輩の曲をキンプリのものとして扱われて云々といったような論争が勃発したり、見ていて苦しいです。

 

今後のことが心配だったり、今の状況が良い悪いって話もいくらでもできる。

せっかく華々しいデビューをしたのにこんなにもめちゃくちゃなのが残念だなぁと。

本人たちにどの程度この荒れ具合が見えているのかわかりませんが、見えていたとするならば嬉しい状況とは言い難いと思います。

 

私の持論でしかない話になりましたが、簡単に言えば仲良くしようよって話なのです。

変にマウント取り合ったりとか、しなくて良いと思います。

特に、初めてジャニーズを応援する人たちは、ジャニーズというローカルルールに溢れた世界をいきなり全て理解してマナー守るのは難しい。

わかっている人が正しいルールを見せれば、そういうものなのだとみんな行動すると思うのです。

逆に、一番最初に間違ったものを知れば、間違った方向に進んでしまうものだと思います。

あくまでも自分らの中の「マナー」はローカルルールであることを忘れないでいたい。

だから、「新規」を毛嫌いするのではなく、自分たちが許容できるファンに仕立てればいいのです。

 

 

持論を書き連ねてもやもやしていたのもスッキリしたので、今更ながらですが、そういえば言えてなかった言葉を言わせてください。

 

 

 

キンプリ、デビューおめでとう。