2018年8月12日、NEWSの15周年コンサート、『Strawberry』に参戦してきました。
初めてのことだらけの一日だったので、備忘録としてこの記事を書きます。
通常の応募全滅、復活もダメ、一般もダメでもう諦めていたところ、公演前最後の月曜に「制作開放」の話がかかりました。
制作開放席のメールが友人に届いたことはあったけれど、実際に応募するのは初めて。
当選確率も未知数で。
公演初日の前夜、メールが届いた友人から電話がかかってきて、一言「おめでとう」と言われました。
嬉しいけど、会える事が決まってから実際に会うまでが過去1に短い為に、ほとんど実感は湧かないまま当日を迎えることに。
元々のグッズを買いに行く予定の通りに朝早く家を出て、6時半には最寄駅、「飛田給」に到着。
想像していた以上に電車からヲタクが沢山降りて、駅の階段はヲタクだらけ。
老若男女のヲタクが走り出して、グッズ列最後尾を目指すカオス。
めちゃくちゃ足の遅い私が頑張ってなんとか、一つ角を曲がってすぐのところに並ぶことができました。
電車一本遅れて友人が到着、その頃には後ろが果てしなくなっていました。
そこから1時間くらいして列の整頓がされ、さらに1時間くらいで売り場前に移動。
いざ買えるとワクワクしながら待っていると、ここで二つ目の初めてが私を襲います。
販売開始から17分、売り場がざわつき始めて、並んでる人達が不思議に思ったその時、購入制限について叫んでいたお兄さんの声で
「Tシャツ売り切れです!」
と聞こえる。
驚きと動揺で中々事態が把握できず、やっとできた頃には「なんでやねん」と無意識に口に出ていました。
みんな思うことは同じで、並んでる列のあちこちから「えー?」と残念というよりは怒りや呆れの様な声が上がり、ゼロばりのざわざわ。
動揺したまま遂に売り場に入れるのですが、売り場の列に並んでいる間に再び先程同様のざわざわが起きて、アプリが開かれた画面には「タオルが売り切れました」の文字。
「いや嘘じゃん」って呆れて、そして数秒後にカウンターの向こう側を見ると、昨日の売り切れで購入制限がかかっている自担のうちわが残り少ない事に気が付きます。
これには流石に焦りが出てきて、「大丈夫なの?」と思いながら前の人の会計を待っていると、自担のうちわに回収がかかりました。
回収は残り少ないという証拠。
泣きそうになりながら前の人の会計が終わるのを待ってスマホを差し出す。
QRコードを読み取って「加藤 うちわ」の文字を確認するなり、お姉さんは叫んでくれました。
「加藤さんのうちわ2枚お願いしまーす!」
あちこちから同じような声が飛び、幕の後ろにはうちわ抱えて走り回るお姉さん達。
慌ただしく殺伐としたカウンターの向こう側は初めて見る光景で、周りも自分が買えるか否かとそわそわしていると遂に、私を担当しているお姉さんの元にうちわが到着!!
ほっと一息つきながら他の商品が集められて行くのを眺めていると、遂に恐れていた声が響いて…
「加藤さんのうちわ売り切れでーす!!!」
今回うちわは唯一の個人のグッズである事もあり、後ろに並ぶ人、列に並んでいる人が今まで以上にざわめくのを聞きながら本当に良かったと泣きそうになりました。
(私の後ろに並んだ友よ、マジでごめんな)
そんなわけでギリギリ自担のうちわを手に入れられた私は上機嫌。
Tシャツとタオルが買えなかったことはそんなに大きな問題でもなく、るんるんでグッズ列から離れました。
買った物を整理して友達の髪を可愛く編んでいる間に、ボディーバッグ、ショッピングバッグ、小山、手越のうちわ…とどんどん売り切れが出て、昼過ぎにはもうほぼ何もない状態…
いやいやほんと、どんな用意数だったの…(苦笑)
ちなみに、こんな状況でもみんな不安があったらしく、「うちわ 小山 が売り切れました」とアプリからの通知が入った時は、私達と同じく買った物を整理したりしていた人達から歓声が上がりました。
一部で色々言われているらしいですが、これは素直に良かったなと思っています。
そんなこんなで波乱のグッズ購入が終わり、時は過ぎていよいよ開場。
駅から味スタまでの道は満員電車かのような人の詰まり方で、やっと味スタまで辿り着くと人だらけ。
同行する友達と一度離れたら負けくらいの混雑で、会うのは一苦労な状態でした。
さてさて、ワクワクしながらゲートをくぐってチケット貰っていざ席へ…
歩いている間に嫌な予感はしてくるものですが、席を見つけて最初の感想は
「いや、見えない」
見切れも見切れ、セットの後ろ側が見えるくらいメンステ真横。
「これが制作開放…」
と本気で痛感した。
運が良ければ無効になった良席とかマジで考えない方がいい。
実際、一曲目の登場はサイドのセットに遮られて見えない!!
出てくるのはわかってるしモニターに映ってるけど最初の「きゃー」は出し損ねる。
こればっかりは「NEWSがいる」よりも「見えない」が勝ってしまった。
申し訳ない。
高さもまぁまぁ高い所なのでどんなに真下にいても小さいし、セトリの良さとモニターに映る可愛い絡みに沸くことになる。
気分的には大人数でDVD見たような…?(酷い)
でも結局視線はモニターだし、大量噴射される水は一滴もかからないし、そうならざるを得ない。
とはいえ、彼らは凄い。
見えない席でもめちゃくちゃ楽しかった。
セトリはもちろん、MCや間に挟む映像は安定の良さで、凄い盛り上がれた。
生きろ聴いて泣いて、「良かった」という感想を持って帰れたんだから十分過ぎるほど。
確かにセットも見えて近くてビショビショになってたらもっと楽しかったのかもしれないが、制作開放に当たるレベルの運だったということだから素直に受け入れるべきだと思う。
見えなかったところはDVDを待とう。
今までそれなりにチケット運や席運に恵まれてきていたので、味スタでチケットが当たらなかった時点からかなり未知数な戦いとなった今回の15周年コンサート。
正直、NEWSの紆余曲折の時を共に過ごしたような古参ではない私が、こんな席でもこれだけ楽しめたと言うのは相当だと思う。
EPCOTIA同様、またNEWSと思い出を作りたいと思った事に違いはないので。
次がいつ、どんな内容になるかはまだわからないけど、NEWSにまた会いに行ける日が今からとてつもなく楽しみになっています。
p.s.
書き始めてからめちゃくちゃ時間がかかり、既に当日から1週間以上が経ってしまいました。
Tシャツとタオルの再販が決まり、嬉しい限りです。
おかげさまで相当お金ないけど、頑張ろう。